朝起きたのは9時半。
場所は、ペルーの首都・リマにある安宿。
昨日までアマゾン川のジャングルで過ごしていたので、
久しぶりの清潔な(巨大ゴキブリやクモのいない)宿が
めちゃくちゃ心地いいです。笑
昼前に荷物を整えて宿を出発。
今夜の23時にリマを発って日本に帰る予定。
つまり、今日が実質この南米旅の最終日です。
UBERで拾ったタクシーに乗って、
街の中心にあるアルマス広場へ。
リマの人口は約800万人、南米でも有数の大都市です。
車の運転マナーはみんなめちゃくちゃ、
無茶な車線変更や追い抜きだらけで、
そこらじゅうで急ブレーキやクラクション、怒声が響きます。
世界でもなかなか上位に入る交通マナーの悪い街です。
やっとのことでアルマス広場に到着。
アルマス広場に面して立つのが大統領宮殿。
教会などの歴史的な建造物もたくさん。
腹が減ったので、
繁盛しているレストランに入ってステーキを注文。
うん、まあまあうまい。
南米の東半分(ブラジル、アルゼンチン)は
肥沃な低地が広がっているので牛肉がめっちゃ安くてうまいです。
反面、西半分(ボリビア、ペルー)は
痩せた標高4000m近い高地が広がっており、
牛は育たずリャマなどの肉がメイン。
牛肉はあったとしても硬くて美味くありません。
このレストランも、やっぱり南米の西半分やな、
って感じの牛肉でした。
話は変わりますが、
いま、ペルーは国じゅうがサッカー代表一色。
というのも、今年の6月に開催されるロシアW杯に、
ペルー代表が36年ぶりに出場を決めたからだそう。
街ではみんなが代表ユニフォームを着て歩いており、
銀行員やレストランの店員も、
みんなユニフォームを着て仕事をしています。
イキトスでも街行くみんなが代表の親善試合に釘付けで、
誰も仕事していませんでした。笑
テレビのニュースでは毎日のように延々と、
代表の動向が報じられています。
街でもユニフォームを扱うお店がたくさん。
1枚25ソル(約750円)だったので買いました。
これでぼくも(にわか)ペルー国民。笑
1番人気は、9番のゲレーロ。
街を歩く人の実に9割ぐらいはゲレーロのユニフォームを着ています。
彼は数ヶ月前にドーピング検査でコカインが検出され、
1年間の出場停止が言い渡されてW杯出場不可能になってしまったそう。
しかし、FIFAが処分を軽減してくれたおかげで、
なんとかW杯には間に合うことになったとか。
アルマス広場から南に歩いていくと、
対をなすのがこのサン・マルティン広場。
ペルーの独立に貢献したサン・マルティン将軍の
銅像が飾られています。
近くの通りをぶらぶら歩きまわってから帰宅。
代表ユニフォームを着て街を歩いていると、
みんなが声をかけて陽気に絡んできてくれます。笑
写真を撮りそびれたので、宿で3人でパシャリ。笑
そうこうしているうちにもう18時。
シャワーを浴びて、
バックパックのパッキングを済ませます。
23時50分にペルーのリマを出発した飛行機は、
翌日の朝9時過ぎにアメリカのダラスに到着。
ダラスでは約3時間のトランジット。
そして、いよいよ日本の成田までの飛行機に乗り込みます。
所要約13時間、長すぎるフライト。笑
寝て起きて映画を見て、を繰り返し、
日付の上ではリマを出発した2日後の14時過ぎに成田空港に到着。
そして待ちに待った、
寿司!!!!
うんめえええええええ!!!!
さらにここから飛行機を乗り継いで関空へ。
やっと家に帰り、長い長い南米旅は無事に終わりました。