世界一周151日目(アマゾン川ジャングル1日目)は
盛りだくさんの内容だったので、
前編と後編に分けました。
続いては後編。
15時半になったのでロッジを出発、
ロッジからボートで数分。
釣りをするのは、アマゾン川の支流の細い川。
ピラニア釣りの方法は簡単。
木の枝を釣竿代わりにして、
その先端に釣り糸と釣り針を付け、
刻んだ鶏肉を餌として針に引っ掛けます。
そして、釣竿の先で水面をバシャバシャと叩きます。
すると、水中にいるピラニアは、
水面に何か動物が転落して暴れている、
と勘違いして群がります。
ピラニアは血の匂いを頼りに噛み付いてくるので、
針についた鶏肉に食いつく、という寸法です。
このピラニア釣り、
アタリは結構あるんですが、、
アワせるのがかなり難しい。
ガイドのマイクは子供の頃からやっていたため、
いとも簡単に釣り上げますが、
ぼくたちは逃してばかり。
ピラニアが餌に食いついた瞬間に、
竿のしなりを利用して、
とにかくできる限り素早く引き上げるとのこと。
そしてピラニアと格闘すること30分。
ついに釣り上げました!!!
やったあああああ!!!!!!!
凶暴な歯をしていますが、
体色といい鱗の輝きといいとても綺麗。
ぼくがやっとの思いで1匹釣り上げる間に、
マイクは10匹以上釣り上げています。笑
うますぎるやろ!笑
1時間近くかけて無事に3人全員がピラニアを釣りあげることに成功。
いりけいはなんと、ナマズをヒット。
このナマズ、色は綺麗もののヒレに毒があるとのこと。
釣り上げた魚は木の枝に刺して持ち帰るのがアマゾン流。
なかなか絵になります。
みんなまとめて今夜の晩ご飯になります。
そろそろロッジに帰らなければいけない時間。
まだ釣りがしたかったので、
後ろ髪を引かれつつの帰宅。
するとマイクが、
「船漕いだことある?あと、泳ぐの得意??」
と聞いてきました。
船は漕いだことあるし、泳ぐのも得意だと答えると、
「このボートを漕いで釣ってきな!
晩飯までに帰ってこいよ!」とのこと。
ありがとうマイク!
こんな安全管理のガバガバさがアマゾン、最高!笑
手漕ぎボートでいざアマゾン川に出航。
しばらく釣りを堪能してから帰宅。
晩ご飯はもちろん、
さっき釣り上げたピラニアを揚げたもの。
お味は……??
んー、味はしません。無味。
塩をかけてありがたくいただきます。
夕食後は今日もナイトジャングル。
毒グモやサソリのたくさんいるジャングルを、
ヘッドライトの明かりを頼りに歩いていきます。
毒グモ。
人間が噛まれると、2時間後には死ぬそう。
今日も遭遇、タランチュラ。
マイクによると、ジャングルに棲むクモは、
白いものほど危険だ(毒がある)そう。
例えばタランチュラは真っ黒。
なので、毒はありません。
見た目はめっちゃ気持ち悪いけど。笑
さっき見た、噛まれると2時間で死ぬクモ。
たしかに少し白みがかっています。
巨大なカエルとも遭遇。
でけえ。
宿に到着すると、
カブトムシのメスが飛んできていました。
この種類のカブトムシのオスは、
ツノが3本あるとのこと。
ぜひ見てみたい。
そうこうするうちに、時刻は9時半。
暗くなったら寝るのがアマゾン。
今夜もアマゾン川の茶色い水でシャワーを浴びて、
ゴキブリだらけの部屋で眠りにつきます。
それではおやすみなさい。