旅バカ医学生、絶景求めて世界一周。

バカで無謀な大学生が、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在41ヶ国訪問!ついでに野宿で自転車日本一周もしてます。ときどき登山も。

世界一周92日目後編 マダガスカル(36) 〜乗っていた車が100km/hで衝突事故!その直前に時が止まる極限状態を体感した話〜

世界一周92日目
マダガスカル(モロンダバ)〜マダガスカル(アンタナナリボ)





バオバブ並木で星空と夜明けを堪能したあと、モロンダバの街へ戻ります。

時刻は9時。



ホテルの部屋にぶちまけていた荷物を纏め、チェックアウトを済ませます。


いつも通り大きな荷物はホテルに預けて出かけます。





まずは腹が減ったので朝食を。

昨日の夜、夕食を食べたレストランへ向かいます。






昨日と同じ麺類のスープを注文。



相変わらずうまい。





腹ごしらえも済ませたので、街から徒歩1分のビーチへ。

この海の向こうはアフリカ大陸。




天気は快晴。

気持ちいいー!!




この辺りに暮らす漁民・ヴェズ族の舟。

あたりに無造作に何隻も停めてあります。






昨日から気になっていた、いわゆる「海の家」みたいな感じのレストラン。

閑散としています。






海を見ながら一服。

んー、贅沢!!!!




木の枝に刺して焼いた焼鳥を食べます。

これがうまい!!!



しかもなんと1本8円



鳥貴族なんて目じゃない。笑







首都・アンタナナリボに戻るタクシーブルース(地元民の足である乗り合いタクシー)は13時発。

宿で荷物を回収して、乗り場へ向かいます。




片道35000アリアリ(約1200円)。

予定では17時間後の朝6時にアンタナナリボに着くそう。



ほんまは何時になることやら。笑




今回の席は運転席と助手席の間。

シートベルトなし。

助手席に座っている軍人(でっかい銃を抱きかかえてずっと乗ってる)のガタイがデカいので、

なかなか窮屈。笑






案の定車が動き出したのは15時。




遅れを取り戻そうとぶっ飛ばす車。


マダガスカルの道は基本1.5車線ぐらいの道幅。

日本とは逆の右側通行。


所々に橋があって、そこは1車線ぐらいの幅になっています。





滅多に他の車は走っていないので、見通しの悪いカーブでも信じられないスピードを出します。


カーブでも一切減速しないので、

曲がるたびにジェットコースターのように身体が左右に振り回されます。




危ないなあ、この運転。


そして、悲劇が起きました。




このカーブを写真奥から手前に向かってぼくたちの車は走ってきました。

とにかく見通しの悪いこのカーブ。



なのに速度計は時速100kmを指しています。






そして…


見通しの悪いカーブを曲がり終えた20m先に、

突然この細い橋が姿を現しました。



そして、運悪く橋の上には、こちらに向かってくる大型トラック。

時速100kmで20m。

当たり前ですが止まり切れるわけがありません。





ここからほんの0.5秒ほどの出来事でした。

とても長く感じました。時が止まったように。



トラックと正面衝突した車の前半分がペシャンコに潰れた写真。

日本でよくニュースで見かけます。


あれが頭をよぎりました。



自分の座っているのは最前列。

このままいけばあと1秒もせず間違いなく即死。



両隣には人がいてすぐにはドアから出られない。



後ろも座席のシート。

無理だ。




ここまでが一瞬で頭の中に流れました。

そして訪れる諦めの境地。



ピンチで死ぬ寸前に走馬灯が見え、自分の人生が写真のように再生される、とよく言われますが、

それはありませんでした。




嘘かほんまか知りませんが、走馬灯は自分の人生の記憶の中から、

いまの状況を乗り越えられる手段を探すために起こる、とかなんとか。




それはなかったですが、

ただただ異様に体感時間が長かった。





諦めてドライバーのほうを見るぼく。


そしてドライバーは正面衝突を避けるべく、一瞬でハンドルを思いっきり右に切りました。



トラックではない何かに衝突。

車内に走るものすごい衝撃と音。




シートベルトがないので、体が前に吹き飛ばされます。

必死に足と手で体を押し返します。


止まらない前への力。

ただ、なんとか足と手で抑えたおかげで、フロントガラスを突き破って飛び出すことはありませんでした。




フロントガラスに頭を打って止まりました。





止まってから、自分が生きていることを自覚するのに数秒かかりました。

車から降りて見ると、衝突したのは橋の手前右にある段差。








衝突した衝撃でコンクリートが割れています。


もちろんタイヤは全てパンク。


車のボディには凹み。





この写真を撮りたかったのですが、マダガスカルでは軍人にカメラを向けてはいけない法律が。

仮に向けるとカメラを没収されてしまいます。



隣に乗っていた軍人が車のそばで修理の指揮をとっていたので、車の写真も撮れず。






後ろから来た車を呼び止め、タイヤをもらい、履き替えます。


エンジン系は無事なようで、再び動き出したのは約2時間後。






しばらく走ってから、真っ暗な街に停車。

レストランで夕食です。





こんな感じの店。








いつも通り、麺類のスープと米を頼みます。





食事を終えてから約1時間後、車は再出発。




数時間走ると車から変な黒い煙が。

緊急停止。



真っ暗な何もない道。

周りには地平線まで続く荒野。




ということは当然……?


そう、満天の星空!!







修理を待つ間、することもないので星空の写真を撮っていました。

眩しいぐらいの天の川。




星空写真歴たった2日でこんな写真が撮れる。

ただただ被写体になっているマダガスカルの星空の凄さ。







そして修理も終わり再出発。


うとうとしていると、翌朝に。




結局首都のアンタナナリボに着いたのは出発の20時間後の朝9時。笑


結局行きと同じく20時間かかるんかい!笑





宿にチェックインしてシャワーを浴び、ひとやすみします。


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