旅バカ医学生、絶景求めて世界一周。

バカで無謀な大学生が、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在41ヶ国訪問!ついでに野宿で自転車日本一周もしてます。ときどき登山も。

世界一周92日目前編 マダガスカル(36) 〜絶景!星空と朝焼けのバオバブ並木。~

世界一周92日目
マダガスカル(モロンダバ)〜マダガスカル(アンタナナリボ)
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朝起きたのは3時半。

昨日の夜寝たのは10時。




実は………ほとんど眠れませんでした。


なぜかというと…





掛け布団にダニがたくさんいて、


刺されて痒すぎたから!!!





寝不足&全身痒い状態での起床。

体調は最悪。笑




顔を洗って支度を整え、4時前に宿の前で待ち合わせしているタクシードライバーと合流。


電気やガスのあまり充実していないこのモロンダバの街は、
日が暮れると外は真っ暗。

街灯なんて全くありません。






走ること約30分。

バオバブ並木に到着。


当たり前ですが誰もいません。

真っ暗な中を歩き回っている野犬が、ぼくに吠えかかってきます。





空は満天の星空。

信じられないほどの絶景です。



この絶景を写真に収めようとカメラを取り出します。


ただ、ここで1つ問題が発生




旅に向けて、初めて一眼レフを買ったのは約1ヶ月前。

星空の写真を撮るのなんて今回がもちろん初めて。



そう、ぼくは星空写真の大きな天敵の存在を知らなかったのです。

天敵とは………満月





夜空に満月があると、月が明るすぎて星の写真が写せない。


困っていると、約1時間後。

月が雲に隠れました!!!


いまがチャンス!!とばかりに写真を撮りまくります。









夜明けが近づき、少しずつ空が白んできました。






紺色から紫色に変わる空。






東の空はもう既に夜明け、という感じ。






さらに明るくなっていく空。








すると、東の空に絶景が現れました。



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なんだこの燃えるような色の空は、、、

しばし圧倒されます。





この燃えるような色の空が見えたのはほんの数分。


これが終わった頃、サンライズツアーと思しき観光客がちらほらとやってきました。




早起きしたおかげで、星空と日の出を独り占め。

これは「早起きは三文の徳」どころじゃないですわ。笑







日が昇ってからバオバブ並木を散策。




悲しいことに、このバオバブ並木のそばの集落に住む子供たちは、

観光客を見かけると「ギブミーマネー!」としか言いません。


彼らの親が教えたのでしょうか。




そして、お金を払おうとしたり、なにかものをあげようという挙動を見せた観光客には、

数十人で群がって半ばひったくりに近いような形で奪っていきます。




子供に物乞いをさせるのは、下手すれば親が働くよりも高額の収入が得られると思います。

ただ、それはほんの一時のこと。



ぼくはよくこういう光景を見て思うのですが、

子供の物乞いに何かを与える行為は本当に彼らのためになるのか。



物乞いという、リスクや負担を負わない方法で楽に稼ぐ術を覚えてしまった子供たちは、

手に職をつけたり何かを学んだり、稼ぎを手に入れるために一見遠回りに見える道に進またがらなくなると思うのです。





例としては不適切だと前置きをしますが、

よく野生動物に対する姿勢でも言われる話です。


可哀想だから、と野生動物に一度車から餌付けをしてしまうと、

彼らはとても簡単に餌を手に入れられる術を見つけた、と自ら道路に出てくるようになります。、


自ら餌をとる、野生で生きる術を自ら失ってしまうのです。

そしてある日、車に轢かれて命を失います。





でも、「やらない善よりやる偽善」という言葉もあります。

ぼくもこの言葉はある側面正しいと思います。



例えば例としてよく挙げられるのが、

就職活動で有利にするためにボランティア活動をする。



例え偽善であれ、間違いなくやったほうが世の中にとってプラスな結果を招きます。






そんなことを考えてバオバブ並木の写真を撮っていると、

1人の男の子が。



また物乞いかな、と思って話しかけないようにしていると、

どうやら彼はぼくの一眼レフに興味があるそう。



写真を撮るとモニターに写る、というのにいたく感動しています。









彼と遊ぶことにしました。

サッカーしたり一緒に写真撮ったり。





物乞いという与える者と与えられる者、という一方通行の関係ではなく、

言葉も通じないし国籍も違うし年齢も離れているけれど、

対等な「友だち」として接したい。




ぼくが常日頃思い描いている綺麗事です。






約1時間半はたったでしょうか。



そろそろぼくもここを去らないといけません。

マネー、とは彼は最後まで言いませんでした。




お礼に、彼のズボンの輪っかのような装飾が破れていたので、

ぼくの持っていたカラビナをプレゼントしました。





マネー、と物乞いする子供たちが1人でも少なくなるように。


彼らが明るい未来を手に入れられるように。



そう祈りながら、バオバブ並木をあとにしました。

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