旅バカ医学生、絶景求めて世界一周。

旅好き・アウトドア好きな大学生が、バックパッカー世界一周&自転車日本一周の旅行記を綴ります。旅の持ち物やアドバイスの記事も随時書いていきます!

世界一周84日目 ザンビア(31) 〜世界一周で最もつらかった1日〜

世界一周84日目
ザンビア(リビングストン)〜ザンビア(ルサカ)






朝起きたのは7時。

今日は、4日間沈没したザンビアのリビングストンを離れる日です。

ええところやったなぁ。。。




宿のネコともお別れ。




宿の朝飯(3ドル)を食べ、タクシーで街のバスターミナルへ向かいます。


各地へ向かう長距離バスが何台も停まっていて、あたりはすごい活気。





タクシードライバーおすすめのバス会社、SHALOM社のバスのチケットを買って乗り込みます。




ザンビアの首都・ルサカまでは7時間の道のり。

片道120クワチャ(約1200円)です。


車内は満員でしたがぼく以外に外国人はおらず、全員が地元の人のよう。





8時半出発予定のバス。


まあなんやかんで動き始めたのは9時すぎ。

アフリカあるある。







出発してからも、15分おきぐらいに意味のわからない休憩が入る。


運転手が窓からお菓子を買うための休憩。


運転手の助手が小便に行く休憩。



しまいには、運転手が車内のBGMを選曲するための休憩。


このBGMの音がでかい。 でかすぎる。

爆音でザンビア民族音楽みたいな曲が流れ続けていました。



そしてこの運転手のBGM選曲のための休憩が多い。

とにかく多い。

軽く20回は停まりました。

いや、盛ってないですこれは。笑 ほんまに。






運転手が車を停めるたびに、車内に色んな人が乗り込んできます。

キリスト教を布教しにきたおじさんが数人いました。




ものすごい声量で神について語り、15分ほどすると何もなかったかのように降りていきます。


それに負けじとBGMの音量を更に上げる運転手。


そこ張り合うところじゃない。






ザンビアはけっこうクリスチャンが多いのかな。

街中には神が〜〜とおっしゃった、という類の看板がけっこうな頻度で見られます。






出発してから7時間。

予定ではもう着くはず。


ただ、全く着く気配はありません。

サバンナのど真ん中を走っています。




そりゃ、あんな訳わからん休憩をいっぱい取ってたら間に合わんよ!笑

そして結局ルサカに着いたのは出発から9時間後の18時前でした。




ルサカ市内のバスターミナルが終点のよう。

ただ、このバスターミナルが本当の地獄でした。



ターミナルの敷地内に入ると、無数の客引きがバスに群がってきました。

10数人の客引きがバスの前に立って進路を塞ぎ、フロントガラスを叩いてバスを無理矢理停車させました。



さらに数十人の客引きが、バスの両側から車体を全力で蹴り始めました。

蹴られて揺れるバス。

早く降りてこいよ、という意味でしょう。




今日はあんまり写真を撮れていないし、バスターミナルに着いたら撮ろうと思っていましたがこれは無理。

カメラバッグごと、バックパックの中にしまいます。

とにかく目立たないように、盗られないように。





降りるとそこはもう地獄。


荷物を持ってやる、だのタクシーに乗れ、だの、

半ばひったくりのように強引に荷物を奪おうと引っ張ってきます。





運悪く外国人がぼくしかいないため目立ってしまい、四方八方からすごい力でバックパックを引っ張られます。


あかん、このままやとバックパックから何か盗まれる、、、



ここはヤバいと感じ、重いバックパックを背負って走って逃げます。

とにかくターミナルの外へ。遠くへ。



追いかけてくる無数の客引き。

さながら鬼ごっこ。

そんな楽しんでるひまはありませんが。笑




そしてなんとか逃げ切りました。

もうヘトヘト。

写真はもちろんありません。





しかしここからがさらなる大問題。


今夜ルサカ発の飛行機に乗って、次はルワンダに向かう予定なのですが、

ルサカの街から空港まで約20kmも離れているんです。




しかも公共交通機関が発達していないので、移動手段はほぼタクシーのみ。

事前に調べてみたところ、タクシーでは350クワチャ(約3500円)近くかかってしまうとのこと。


高すぎる、それは無理……。




ただ、どうやら地元民が使う乗り合いミニバスが走っており、それを乗り継げば行けるらしい。

ただ、そのバス停も、乗り継ぎ方も分かりません。




途方に暮れて、とにかくバスターミナルから離れようと歩きます。

すると、道端から声をかけられました。


また客引きか、と身構えます。



すると、

「中国語わかる??この文章を英語に訳してほしいんやけど。」




客引きじゃなかった。

でも中国人ちゃうから分からんねん……ごめんな。

と謝ります。



ただ、この話しかけてきた人。

なかなか人相が良い。




これまで30数ヶ国旅して分かったこと。

人の善悪は人相に出る。これはマジです。




インドネシアでぼくの荷物を盗んだ旅行会社のアイツも、やたらと人相が悪かった。

ただ、優しかった。

そして信じてしまった。



そうなんです。マジでこの世の中人相が全て。

と人相が悪いぼくが言うと、また説得力が増します。笑






この人相がいい人になら尋ねてみよう。

きっと騙してこないはず。



空港への行き方を聞いてみました。


すると、

チャールストンってところでミニバスを乗り換えたら行けるよ!
ちなみにおれもチャールストンまで行くところ!
一緒に行こうぜ!」






荒んだルサカの街に神が現れた。

この神にチャールストン行きのミニバスの乗り場まで連れて行ってもらいました。

そして一緒に乗り込んで話します。

本当にいい男でした。



彼いわく、

「どんな国にでもいいところと悪いところがある。

うちの国にはヴィクトリアフォールズもあるけれど、ルサカのバスターミナルもあるんだ。

これがザンビアさ。」




さすが懐の深さが違う。

人相が良い男は違います、本当に。





チャールストンまでは約1時間。

そこからさらに空港行きのミニバスに乗り換えます。



ここで彼とはお別れ。

本当に本当にありがとう。

彼がいなかったら、いまごろルサカのバスターミナルでのたれ死んでました。




空港行きのミニバスに30分ほど揺られて到着。

残念ながら、警備の関係で、空港のターミナルの2kmほど手前で降ろされます。


ここからは徒歩。

真っ暗な何もない道を、重い重いバックパックを背負ってとぼとぼと歩きます。




疲れた……………。






そしてようやく空港に到着。

20時半でした。




飛行機は日付が変わって2時半発。

ひまだ………


では空港でぼけーーっとします。おやすみなさい。



トップページに戻る