2016.08.27 インドネシア(10ヶ国目)
昨夜乗った夜行バスは朝7時ごろに無事にジョグジャカルタの街に着きました。
ただ、到着したバスターミナルはジョグジャカルタの中心部から20km近くも離れていました。
昨日からずっとそうですが、インドネシアは英語を話せる人がほぼいないので、言葉が全く通じない中、
単語と身振り手振りで必死にコミュニケーションを取り、
なんとかジョグジャカルタ中心部行きのバスに乗り込みました。
バスは止めてくれと言った場所で止まるのがインドネシア流、
道中バスの右手に今日訪れる予定の世界遺産プランバナンが見えたので降ろしてもらいました。
800円で馬車を貸し切り、
いくつか遺跡を巡ったあとメインのプランバナンに向かいます。
馬車は田園風景の中を走り抜けます。
熱帯地方だけあって米は年中栽培できるので、
植えたての苗の隣にたわわに実をつけた稲が生えたりする風景があちらこちらに広がっています。
世界には宗教遺跡は数多く存在しますが、このジョグジャカルタ近郊の遺跡は、
ジャワ島北部を治めていた仏教王朝と南部を収めていたヒンドゥー教王朝が婚姻を結んで造ったものが多く、
双方の宗教が融和した非常に珍しい遺跡となっています。
プランバナンはとにかく巨大で、圧巻でした。
その後、無事にジャカルタを脱出した祝いにビールを飲みました。
ビールを飲んでから、プランバナンが一望できる小高い丘の上に向かいます。
しばらくその風景に見とれていました。
そのあと、ジョグジャカルタの街に向かいました。
ジョグジャカルタの街でも安宿街に向かい、
湯も出るかなりきれいなゲストハウスに1000円で泊まることができました。
夕食にいつもどおり屋台でナシゴレンを食べて宿に戻ると、
ロビーに宿のオーナーがおり、話しかけられて意気投合し、ゲスい話もしながら
結局ぼくたちとオーナー、そのインドネシア人の友達と共に延々とウイスキーで宴会をしました。
オーナーはおつまみにカエルなどのゲテモノをたくさん出してきます。
が、これがめちゃめちゃ美味しかったです!
最高に楽しい夜でした。
しかし、楽しい夜はこれだけでは終わりません。
部屋に帰ると1つ問題が発生しました。
部屋には巨大なダブルベッドが1つ、床には1人用のマットレスが1つ。
ダブルベッドは天井から吊るされた蚊帳で覆われています。
そして部屋には数十匹の蚊が……笑
ジャンケンで負けた1人は床で寝て蚊の餌食となってしまうしかありません。
死闘(ジャンケン)の結果、見事蚊に捧げる生贄となったのは山ちゃんでした。笑
これが世に言う「蚊帳の外」、なんて上手いこと言ってる間に彼は地獄の一夜を味わうのでした。笑
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